膨大なコレクションを持つオタク層。もし、そんな彼らが不運にも突然の死に見舞われた場合、そのコレクションは文化的に貴重であっても、価値の分からない遺族は粗大ゴミとして捨ててしまう可能性がある。ほかにも、死後に恥ずかしいコレクションが露見し、遺族がさらに悲しい思いをすることもあるかもしれない。
また、現代社会ではパソコンや携帯電話は必需品。ネット銀行や有料サイトなど、当人だけしか知らない情報を抱えて逝ってしまった場合、その対処方法に関してはほとんど知られていない。
本書では、現代社会に生きるオタクたちが、心おきなく逝けるように準備する方法を、専門家のインタビューやマンガを交えて分かりやすく解説します!
<オタクの逝き方の内容>
● 第一章「ヤバいデータ満載のPCや携帯電話はどうする!?」
・それ見られても大丈夫?! ヤバいデータは消す!
・故人のPCの取り扱い方を知っておこう
・ネット関連のサービスはどうなるの?
・誰もが持っている携帯電話の知っておくべき話
・ネット関連以外にも気をつけておきたいサービス
● 第二章「遺されたコレクションはどう処分すればいい?!」
・財産価値のあるコレクションをどう処分する?
・取り扱いに注意が必要なコレクション
・人目が気になってしまう恥ずかしいコレクションたち
・人に知られずに遺品を処分する最終手段とは?
● 第三章「オタクらしい遺言書を作成しよう」
・大切なコレクションがあるなら遺言書を作成しよう
・法的に有効な遺言書の書き方とは?
・アナタが死んだあと残された家族がやることは?
・もし遺品の中にヤバそうなものがあったら…
ほか